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ベンメリアは行く価値ある?実際に行って感じた「遠さ」と「静けさ」

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ベンメリアは行く価値ある?実際に行って感じた「遠さ」と「静けさ」

ベンメリアは、アンコールワット周辺の遺跡とはかなり空気が違いました。

観光地として整備された巨大遺跡というより、「森の中に崩れた遺跡が残っている」感覚に近く、実際に歩くと探検しているような気持ちになります。

ただし、シェムリアップ中心部からはかなり距離があり、アンコールワット観光の延長で気軽に入れる場所ではありません。

この記事では、実際にベンメリアへ行った体験をもとに、ベンメリアとはどんな遺跡か、アンコールワットとの違い、行く大変さ、実際に感じた価値を整理します。

今回の記事のイメージ動画も併せてご覧ください。

ベンメリアとはどんな遺跡?

ベンメリアは、12世紀頃に建設されたアンコール遺跡群のひとつで、アンコールワットと同時代に作られたと考えられています。
構造や配置にもアンコールワットと共通点が多く、「アンコールワットの原型」と表現されることもあります。

ただし、現在の印象はかなり異なります。

アンコールワットは大規模修復が進み、世界的観光地として整備されていますが、ベンメリアは崩壊した状態を比較的そのまま残しているため、遺跡と自然が混ざり合った独特の空気があります。

巨大な木の根が石を覆い、崩れた回廊の上を歩く場面もあり、「観光地」というより「探検」に近い感覚でした。

アンコールワット周辺は「完成された世界遺産」ですが、
ベンメリアは、自然へ戻っていく途中の遺跡を見る感覚に近かったです。

ジブリ映画の「天空の城のラピュタ」に出てくる、蔦の絡まった遺跡内部のイメージを彷彿とさせます。

▶ 動画で見る:崩れたベンメリア遺跡 (03:31)

アンコールワットとは違い、「発見されずに残っていた遺跡」のような空気感が強く残っていました。

ベンメリアは探検の地

ベンメリアは、他のアンコール遺跡のように縦横にきれいな道が通っているわけではなく、既に朽ちてしまっているため、中に入る場所、そしてさらに内部に入っていく道は、まさに探検でした。観光できるように道が作られているので、そこを見つけながら中に入っていくのは、他とは違う楽しさがあります。

ちなみに、ベンメリアは、アンコールワット周辺で使う「アンコールパス」とは別料金です。

アンコールパス同様にインターネットから購入が可能です。あらかじめ購入しておくとスムーズですが、トゥクトゥクのドライバーさんから確認があると思うので、もし、事前購入していない場合は、チケット販売所に寄ってもらいましょう。

行くまでが、意外と「旅」だった

実際に印象的だったのは、遺跡そのものだけではなく、そこへ向かう時間でした。

シェムリアップ中心部を離れると、途中から真っ直ぐな道路がずっと続きます。
日本ではあまり見ないような、広く、平坦で、地平線へ伸びる道。

街の密度が少しずつ消え、「遠くへ向かっている感覚」が強くなっていきました。

トゥクトゥク移動は、思ったより過酷

私はトゥクトゥクで向かいましたが、実際にはかなり長距離移動になります。

特に途中からは、なだらかな勾配が続き、ドライバーさんもエンジンのオーバーヒートを避けるために、途中で20分ほど休憩を入れていました。

最初は「トラブルかな?」と思いましたが、実際にはカンボジアではよくあることらしく、その時間にドライバーさんと雑談したのが、逆にかなり良い思い出になりました。

観光だけではなく、こういう「移動途中の時間」も、ベンメリア体験の一部だったと思います。

▶ 動画で見る:ベンメリアへの道 (03:21)

シェムリアップ中心部から離れるほど、「探検へ向かっている感覚」が強くなっていきました。

実際に歩いて感じたこと

ベンメリアは、アンコールワットのように「完成された壮大さ」を見る場所ではありませんでした。

むしろ、

  • 崩れた石
  • 森の静けさ
  • 観光客の少なさ
  • 修復されすぎていない空気

が魅力でした。

特に印象的だったのは、観光客が少ない時間帯に、遺跡の中で風の音だけが聞こえる瞬間です。

アンコールワット周辺とは、空気の密度そのものが違いました。

ベンメリアは誰におすすめ?

向いている人

  • 遺跡が好き
  • 写真・動画撮影が好き
  • 静かな場所が好き
  • 探検感を味わいたい
  • アンコールワットだけでは物足りない

向いていない人

  • シェムリアップ滞在が短い
  • 効率重視
  • 暑さや長距離移動が苦手
  • 有名スポット優先

まとめ

ベンメリアは、「アンコールワットより有名か」で考える場所ではありませんでした。

むしろ、

  • 遠くまで移動する時間
  • 森の中へ入っていく感覚
  • 崩壊した遺跡の静けさ

を含めて、ひとつの体験になっていたと思います。

移動は確かに大変ですが、アンコールワットとは全く違う空気を感じられる場所でした。

ベンメリアの旅程は、アンコールワット観光初日より、主要遺跡を見終わった後半や帰国日などに入れるほうが、空気の違いを強く感じられると思います。

ベンメリアを入れた3泊5日4泊6日の旅程についてもご覧ください。

関連動画

アンコールワット遺跡観光の最後にベンメリアを見ることで、その違いを実感できる旅程動画になります。

TravelPassportで遠距離移動を整理する

今回便利だったのが、遠距離移動に関する情報を TravelPassport にまとめておいたことでした。

  • ベンメリア用チケット情報
  • トゥクトゥク予約情報
  • 帰り時間の目安
  • ドライバー連絡先
  • 暑さ次第で削る候補

遠方遺跡ほど、「次どう戻るか」が見えるだけで、かなり安心感が変わります。


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